創業以来、日本古来の木造軸組構法(在来工法)にこだわり、山陰に根ざした地域密着、地元のお客様に愛される工務店を目指してまいりました。
基本理念として、地元の杉や檜をふんだんに使い「風土を活かし、人を活かす」家づくりを心がけております。風土を活かすとは、山陰の気候風土に合った技法や工夫を取り入れ、家が持つ機能を最大限活かすこと。そして人を活かすとは、その家で住まわれるお客さまが毎日をイキイキと楽しく生活ができる設計や仕様を心がけることです。
特に弊社がこだわっている点は、自然と共に生きるという考えです。昨今の日本の住宅業界ではハウスメーカーが台頭し、市場を広げてきました。そのやり方は、共通の設計図、素材を用いてコストを下げる大量生産型の家づくりです。その中には自然と共に生きるという考えはありません。反対に、人間が建てやすく、住みやすいことのみを考えた、いわゆる自然を支配して生きる。という考えに近いかもしれません。
そのような考えで作られた住宅は建てられた住宅は、お施主さんの世代は強度や耐久性として持つかもしれません。ただそのお子さん、お孫さんが住み続けようとするころには、また再度立て替える必要が出てくるのではないでしょうか。長く快適に引き続いて住まう家には、自然と共に生きていくというアプローチが必要になります。
特に山陰は、夏は湿度と温度が高く、冬は冷たい雨雪と西北の強風があり住宅にとっては非常に厳しい環境です。
日本、そして山陰で培われた木造軸組構法(在来工法)にこだわり、お客さまの生活と自然風土にあった、長く住み続けられる家づくりを目指してまいります。
今後とも末永く山根総合建築をお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
私たちは、職人集団ですので、大手住宅メーカーのように器用さやかっこよい受け答えは出来ませんが、みなさまの小さな困った事から解決できるよう、誠心誠意お手伝いさせていただきます。
有限会社 山根総合建築
代表取締役社長 山根武